あらすじ
「それは例えば、一発の弾丸――。」
人気作家は悩んでいた。
売れるからという理由だけで書いている小説。
だがそれは自分が本当に書きたいものとはかけ離れていた。
『純粋な想いで不安定な未来を選ぶか?』
『妥協と計算で安定した現在を選ぶか?』
葛藤する小説家。
迷いと迷いのはざまから心の世界が広がる。
運命のひきがねは引かれた。
そして始まるふしぎな冒険の旅。
「迷うことはないぜ、先生!」
魂を震わせ、人に転機を運ぶ銃、「転機与砲」を持つ エデンのソルジャー・ヒキガネ。
「諦めちまいなよ」
迷いを切り、人に妥協で薙ぐ剣、「秘魔割」を持つエデンのソルジャー・コロシヤ。
果たして、どちらの「武器」が、トモノウラの心を打つのか。
トモノウラが選ぶ「運命」とは。