あらすじ
ずっと昔から繰り返されてきた隣国との戦争。
5年前の休戦宣言から長い冷戦状態に陥ったものの、人々は戦争のことなど忘れ、幸せな日々を送っていた。
ある冬の夜までは。
赤く染まった空。
人々の悲鳴。
繋がらない電話。
隣国の兵器「聖なる子」による攻撃で、その夜、一つの街が消え去った。
病による余命を宣告された兵士・ギルバートは、聖なる子の正体を暴く任務を与えられ、隣国へと旅立つ。
軍人としての死を求めるために――。